知らないと捕まるかも⁈2025年 自転車ルール＆罰則・違反事例まとめ

【第1章】そもそも自転車は“軽車両”って知ってた？

「自転車って、気軽に乗れる便利な乗り物でしょ？」
――そう思っている人、実はかなり多いんです。

でも実は、自転車は法律上れっきとした「車両」＝軽車両（けいしゃりょう）に分類されていて、
クルマとほぼ同じような交通ルールが定められています。

信号無視やスマホ操作、逆走などは罰則の対象になることも！

まずは、自転車がどんな扱いになっているのかを知るところからスタートしましょう。

【第2章】知らないと損する！自転車ルール＆マナー一覧

▶ 基本ルール表

項目	正しいルール・マナー	補足・注意点
通行場所	車道が原則、歩道は例外	歩道では「歩行者優先・徐行」が鉄則
通行方向	左側通行	逆走は極めて危険。事故の原因になります
信号遵守	自転車も信号を守る	歩行者用ではなく「車両用信号」に従いましょう
一時停止	「止まれ」標識では必ず足をついて停止	徐行やチラ見では止まったことになりません
夜間装備	ライト点灯＆反射材の装着は必須	「見る」だけでなく「見られる」ことも重要です
傘・荷物対策	レインポンチョやリュックを使う	傘さし運転はNG。違反行為として処罰対象になります
スマホ対応	停車して操作 or ホルダーで音声ナビのみ	画面を見ながらの運転は危険＆違反になる場合も
イヤホン	使用禁止、または周囲の音が聞こえる工夫を	地域によっては片耳でも違反になることがあります
二人乗り	原則は禁止	子供を乗せる場合は「適合した装備」が必須です
ヘルメット	全年齢で着用が推奨	13歳未満は保護者に着用の責任があります

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【第3章】やってたら危険！道路交通法違反の主な事例と罰則一覧（2025年版）
▶ Basic Rules & Manners You Should Know When Cycling in Japan

※本章の内容は、警察庁「交通の方法に関する教則」および道路交通法条文をもとに再構成・解説しています。
正確性の高い公的資料に基づいて編集しています。

出典：警察庁「交通の方法に関する教則」 https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/kyousoku/index.html

自転車でありがちなNG行為と、その違反に対する罰則を以下にまとめました。知らずにやっていると、大きなペナルティにつながる可能性もあります。

違反行為	内容	罰則内容	法令根拠
信号無視	赤信号を無視して進行する行為	3年以下の懲役または5万円以下の罰金	道路交通法第7条
飲酒運転	酒気を帯びて自転車を運転する行為	5年以下の懲役または100万円以下の罰金	道路交通法第65条
通行禁止違反	通行が禁止されている道路を走行する行為	3年以下の懲役または5万円以下の罰金	道路交通法第8条
車道通行義務違反	歩道を走行するなど、車道を通行しない行為	3年以下の懲役または5万円以下の罰金	道路交通法第17条第1項
左側通行義務違反	車道の右側を走行する行為	3年以下の懲役または5万円以下の罰金	道路交通法第17条第4項
並走の禁止違反	他の自転車と並んで走行する行為	2万円以下の罰金または科料	道路交通法第19条
一時不停止	一時停止の標識や信号を無視する行為	3年以下の懲役または5万円以下の罰金	道路交通法第43条
無灯火運転	夜間にライトを点灯せずに走行する行為	5万円以下の罰金	道路交通法第52条
二人乗り	条件以外で二人乗りをする行為	2万円以下の罰金または科料	道路交通法第57条第2項
歩道通行時の徐行違反	歩道で徐行しない行為	2万円以下の罰金または科料	道路交通法第63条の4第2項
自転車横断帯違反	横断帯を通行しない行為	2万円以下の罰金または科料	道路交通法第63条の7第1項
ブレーキ不良	ブレーキが正常でない自転車の運転	5万円以下の罰金	道路交通法第63条の9第1項
反射材未装備	夜間走行時に必要な反射材がない	5万円以下の罰金	道路交通法第63条の9第2項
ベル未装備	ベルがない自転車の運転	5万円以下の罰金	道路交通法施行細則第10条第2項
ながらスマホ	スマートフォンなどを注視しながら運転	６か月以下の懲役または10万円以下の罰金（危険生じた場合は重罰）	改正道路交通法（令和6年施行）

※参考：警察庁「交通の方法に関する教則」 https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/kyousoku/index.html

🚨補足：これらの罰則は「赤切符＝刑罰」対象になるケースもあります

ここで紹介した違反行為の多くは、これまでも—そして今後も—「赤切符（刑事処分）」の対象となる可能性がある重大な違反です。

たとえば、以下のような行為は重く扱われます：

• 酒酔い運転（罰則：懲役 or 罰金刑）
• 信号無視・逆走・一時不停止などを繰り返す常習者
• 歩行者にケガをさせた事故など

これらは反則金（青切符）では済まず、刑事手続き → 前科がつく可能性もあります。

✅ じゃあ、青切符とは何が違うの？

2026年4月から導入予定の「青切符制度」は、比較的軽微な違反に対して行政処分として反則金を支払えば済む制度。前科はつきません。

→ でも、“軽い違反は青切符、重い違反は赤切符”という ダブル体制になるということです。

⚠️「青切符制度ができた＝刑罰がなくなる」わけではありません！

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【第4章】これだけはアウト！NG行為TOP7

自転車でありがちなNG行為と、その違反に対する罰則を以下にまとめました。知らずにやっていると、大きなペナルティにつながる可能性もあります。

「気づかずやってた…」じゃ済まない！
自転車ユーザーが特にやりがちで、危険度＆罰則の重い行為をランキング形式で紹介します👇

【保存版】2025年版・やっちゃダメ！自転車違反ランキングTOP7

ランク	違反行為	内容＆理由	罰則内容
🥇1位	飲酒運転	自転車でも酒気帯び運転は命に関わる超危険行為！	5年以下の懲役 or 100万円以下の罰金
🥈2位	ながらスマホ	視界ゼロ・集中力ゼロで事故率が激増⚠️	6か月以下の懲役 or 10万円以下の罰金
🥉3位	信号無視	他車との衝突リスクが高く死亡事故にもつながる	3年以下の懲役 or 5万円以下の罰金
4位	傘差し運転	風で煽られてバランス崩して事故多発！	安全運転義務違反（5万円以下の罰金）
5位	片手運転	スマホ・飲み物など、片手運転は即アウト🖐	安全運転義務違反（5万円以下の罰金）
6位	無灯火運転	夜の“見えない自転車”は歩行者にとって恐怖！	5万円以下の罰金
7位	二人乗り	原則NG。子供も専用シート以外は違反対象	2万円以下の罰金または科料

※ここで紹介している罰則は、一発で赤切符になるとは限りませんが、
繰り返し違反した場合や、事故を伴った場合には刑事処分（赤切符）として扱われる可能性があります。

2026年4月からの新制度「青切符」と反則金について

2026年4月から、自転車の違反にも「青切符（反則金制度）」が導入される予定です。

これまでは一部の悪質違反を除いて“注意・指導”で済むケースが多かったのですが、今後は一部の違反行為にお金（反則金）が発生する時代に入ります。

■ 青切符とは？

これまでの「赤切符（刑事罰）」に比べて、比較的軽微な違反に科される行政処分のこと。主に16歳以上の自転車利用者が対象となります。

■ 青切符の対象となる主な違反と反則金額（予定）

違反行為	反則金の目安	内容の一例
信号無視	約5,000円	赤信号での横断や直進
一時不停止	約5,000円	「止まれ」標識がある交差点での停止違反
スマホを見ながら運転	約6,000円	通話・画面注視など
傘差し運転	約6,000円	片手運転で視界が遮られるケース
酒気帯び運転	約9,000円	アルコール検出レベルにより変動
夜間の無灯火	約3,000円	ライト未点灯での走行

※金額は報道等による参考値で、正式には警察庁の告示を待つ必要があります。

■ 罰則が強化される背景

• 自転車事故の増加（特に歩行者との接触）
• スマホながら運転や信号無視が常態化
• 「車両」としての自覚が求められている

【補足】16歳未満の自転車利用者はどうなる？

16歳未満は「青切符＝反則金」の対象にはなりませんが、
代わりに以下のような措置・対応が取られる予定です：

• 警告・指導：その場で口頭注意や保護者への連絡
• 保護者への責任通知：常習的な違反や危険行為があった場合、家庭に連絡がいくケースも
• 自転車教室や講習の受講を勧められることも

つまり、法律上の処分としては軽くても、「教育的指導」はしっかり入るかもしれません。

保護者としても「知らなかった」では済まされない時代になってくるかもしれませんので、
学校・家庭・地域で「ルールの共有」がとても大切になってきますね！

※本記事は2024年時点で報道・警察庁発表に基づいた内容です。
制度の詳細は今後変更になる可能性があります。
最新情報は警察庁の公式サイト等をご確認ください。

■ 今からできる対策

• ヘルメットの着用（努力義務→安全確保）
• スマホホルダーの利用で“ながら”を防止
• 夜間はライト点灯を忘れずに

【第5章】よくある疑問Q&A

Q. 片耳イヤホンはOK？
→ 自治体によっては禁止されている場合もあります。原則「周囲の音が聞こえる状態」が求められます。

Q. 子供を自転車に乗せるのはNG？
→ 二人乗りは禁止ですが、子供用の「専用チャイルドシート」が適切に装備されていればOKです。

Q. スマホナビは使っていい？
→ 「ホルダーに固定＋音声案内のみ」ならOKなケースが多いです。ただし、画面を注視しながらの運転は違反対象になります。

🚨 自治体によって取り締まり基準や条例が異なる場合があります。
判断に迷ったときは“感覚”で済ませず、地域の交通ルールを確認することが大切です。

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【第6章】安全運転のための便利グッズ紹介

▶ スマホホルダー

スマホをしっかり固定できて、音声ナビの確認も快適に。
しっかりホールド＆揺れに強いタイプを選べば、走行中のストレスも減らせます。

📱 スマホを片手で操作するのはNG！
安全にナビを見るなら、スマホホルダーが必須アイテムです👇
👉 【2025年版】自転車スマホホルダーおすすめ5選

▶ レインポンチョ

傘さし運転はNG！でもこのポンチョがあれば、雨でも快適に走れます。
風に強い設計や透明バイザー付きのものがおすすめ！

☔ 雨の日の傘差し運転は違反！
でも大丈夫。視界＆撥水性に優れたレインポンチョなら、安全＆快適に走れます👇
👉 【2025年版】通勤・通学にも！自転車用レインポンチョおすすめ9選

💡「レインパンツが苦手…」そんな人に朗報！
履かずにラクに使える雨対策アイテムまとめ👇
👉【2025年版】もう履かない！雨の日の自転車用レインスカート＆パンツ

▶ LEDライト・反射材

夜道では“自分の存在を知らせる”ことが超重要。
スタイリッシュに装着できるライトや反射グッズを使えば、見た目も安全性もバッチリ！

【第7章】まとめ 〜 守れば、自転車ライフはもっと楽しくなる

自転車は便利で身近な存在。でも一歩間違えれば、人を傷つけてしまう“力”を持っています。
だからこそ、「正しい知識」と「ほんの少しの気配り」で、その力を“味方”にしていきましょう。

当たり前すぎて見落としていたルール。
それを思い出すだけで、きっと今日からの行動が変わります。

自分と、そして大切な誰かを守るために。
この記事が、そんな小さなきっかけになれば嬉しいです。

※本記事は「自転車に役立つ情報」カテゴリーに分類しています。
毎日の通勤・通学、自転車ライフを安全に楽しむための参考になれば幸いです。

🇯🇵 Are you a foreign visitor or resident in Japan?
This article explains the basic traffic rules and penalties for bicycles in Japan. Please follow the rules and enjoy safe cycling during your stay!

※外国人向けの日本の交通ルールについては、警視庁による多言語対応ページで確認できます。
出典：警視庁「交通情報（外国人向け）」
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/torikumi/kotsu_joho/foreigner.html

🇯🇵 For foreign residents or visitors in Japan:
Tokyo Metropolitan Police Department provides multilingual cycling and traffic safety information here.
👉 https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/torikumi/kotsu_joho/foreigner.html

📄 日本で運転する外国人の方向けガイドはこちら（PDF形式：544KB）Guide for foreigners driving in Japan (PDF)

▶ タイ語版（交通ルール）👉เวอร์ชั่นภาษาไทย (กฏจราจรญี่ปุ่น)

▶ 英語版（交通ルール）👉English version (Japanese traffic rules)

▶ 中国語版（交通ルール）👉中文版（日本交通规则）

▶ 韓国語版（交通ルール）👉한국어판(일본 교통 규칙)